
角田 裕介選手
1990 年 生まれ MF、FW
アルゼンチンコルドバ州に2006年3月~2008年まで留学
06年3月、中学を卒業したばかりの若干15歳でアルゼンチン留学を決意。
持ち前の敏捷性とテクニックはアルゼンチンでも十分通用していた。
しかし、不運にもヘルニアを患ってしまい思うようなプレーができなくなってしまう。
その痛みをだましだまし続けたが、日本に帰国し手術をしなければならないほど悪化してしまった。
プロになるという最大の目標は叶わなかったが、角田君は大きな物を2つ手に入れた。
1つはスペイン語、2つ目は精神的に強くなったことだ。
Diplomaを取得したため、スペイン語を学べる大学への進学を目指す。
そんな彼がインタビューに答えてくれた。
小学5年生の時にマラドーナのビデオを見て、完全に魅了されましたね。それまでGKでしたが、ポジションをMFに変更しました。若いうちからアルゼンチンに挑戦したいと思い、中学卒業したら行こうと決めていました。とにかくマラドーナに憧れていました。
とにかく激しさが違いますね。そういったプレーを向こうは当たり前のようにやります。そういうスタイルなんです。そのため、フィジカルコンタクトは厳しかったですね。でも技術的には日本人も負けてはいない。自分も細かいテクニックや、キックの精度は負けていなかったと思っています。
日本よりすぐに前に当てることを意識していますね。あとシュートの意識がすごく高い。無理な体勢からでも打ってくる。ディフェンスに関してはプレッシャーが速く、なかなか自由にやらせてもらえません。はたから見たら、日本の方がきれいなサッカーをやっているように見えるけど、実際に中でやるとアルゼンチンの方が難しいですね。全てにおいて激しく厳しかった。
メリットはやっぱり世界のサッカーが見れることです。各チーム1人は「10番」がいてみんな上手い。友達でニューウェルズと契約したやつがいるんですけど、そいつは物凄かった。世界を目指すなら、絶対に行くべきです。成長したことは、考え方ですね。寮で共同生活したり、海外の友達ができたりで。前は完璧主義者でしたが、今は大らかになりました。ラテンのノリになったって感じですかね(笑)スペイン語も覚えられてよかったです。
偉そうなんで、あれなんですけど(笑)日本人は暗い、内気と思われがちです。向こうに行ったら明るくフランクにどんどん話しかけるべきです。最初は緊張しますが、みんないいやつです。あとは、もちろんサッカーが最優先なんですけど、それに捕われず、スペイン語を学んだり、旅行をしたり、街に遊びに行ったりしてみてください。せっかくアルゼンチンにいるんだから、色々な経験を楽しんでください。
もう次の目標に向けて走り始めた角田君、アルゼンチンで得た経験は最高の自信となるはずです。大学受験、そしてその後もワールドイレブンジャパンは応援し続けます。