年間スケジュールと登録期間

留学生のアルゼンチンでの年間スケジュールはトップカテゴリーに所属するか、ユースカテゴリーに所属するかによって違います。それは、トップカテゴリーのリーグ戦が2シーズン制で行われ、ユースカテゴリーのリーグ戦が1シーズン制で行われるからです。

トップカテゴリーのリーグ戦は「アルゼンチンリーグについて」で説明した通り、前季のリーガアペルトゥーラが8月〜12月の期間で行われ、後季のリーガクラウスーラが2月〜6月の期間で行われます。クラブ側はこの前季、後季リーグが行われている間選手をテストし、1月〜3月と7月の2つの登録期間で来季リーグ戦に備えて25〜35名の登録選手を決めます。

ユースカテゴリーのリーグ戦はトップカテゴリーとは違い1シーズン制で行われます。これは、ユース選手の育成には長期的視野で選手を見守る事が重要であり、2つの登録期間で頻繁に選手を入れ替える事を避ける必要があるからです。この為、年によってAFAが7月の登録を認める場合もありますが、基本的にユース選手の登録期間は1月〜3月の1回に限られています。

 


 

登録選手と研修生の違い

アルゼンチンにプロを目指し留学する皆様にとって重要なのが、「登録選手」を目指す事です。AFAに加盟しているクラブに登録するという事は、「AFAの登録選手」になるという事を意味します。
そして、プロ契約を結べる選手は各サッカー協会に登録している選手のみですので、つまり登録選手になる事が「プロになる為の最低条件」という事になり
ます。

研修生は公式戦への出場は認められておらず、紅白戦や親善試合への出場のみとなります。しかし、クラブの登録枠25〜35名に選ばれ「登録選手」になる事が出来れば、公式戦への出場権利が与えられます。

そして、公式戦で実力が認められれば、プロ契約の道も開かれ、上のカテゴリーのクラブへの移籍の可能性も出てきます。
この為、留学生の皆様にとって必要となるのは、大きなクラブを回る事よりも自らのレベルにあったクラブを探し、登録を目指す事なのです。

 


クラブ練習

クラブでの練習は、1部から5部の全てのクラブ、また全てのカテゴリーにおいて、週末の公式戦を意識したメニューが組まれています。

月曜日はフィジカルトレーニングをメインとしたジムでの筋力トレーニング、インターバル・ランニングなどを行います。

火曜日にはボールを使ったフィジカルトレーニング、そしてパス練習、シュート練習など。

水曜日には紅白戦が組まれ、そこでのプレー次第で週末の公式戦のメンバーが決ま
ります。

木曜日にはボールを使ったテクニック練習を重点的に行い、
金曜日には翌日の試合に向けて戦術確認やセットプレー、ポストプレーの練習を行います。

そして、土曜日は試合で、日曜日は休みです。以上のような1週間を1年間通してずっと繰り返し行っています。

 

 

曜日 午前 午後
フィジカルトレーニング
フリー
戦術練習
個別トレーニング
戦術練習・紅白戦
個別トレーニング
技術練習
個別トレーニング
戦術練習
フリー
公式戦or練習試合
(カテゴリーにより時間、場所は異なる)
オフ
※クラブによって多少の違いが出てきます

試合

登録選手になると公式戦出場のチャンスが与えられます。やはり実戦でしか得られない経験があるので、留学生には少しでも早く公式戦に出場できるよう努力してもらいます。

しかし、留学してすぐに登録するのは非常に難しいので、それまでの間、試合勘を保てるよう地元の社会人リーグに出場する機会を提供しています。

 

 


休日

休日の過ごし方は、ゆっくり体を休めたり、観光に行ったり、トップの試合を見に行ったりと、人それぞれ自由に過ごすことが出来ます。

心身ともにリフレッシュして、次の週に臨みましょう。