2009-12-11
ラシンの6軍として、夏の招待大会に参戦した龍馬選手。
結果は惜しくもウラカンを相手に3-1で敗れ、準優勝でした。
しかし、同大会期間中チームのトップ下として背番号“10”を背負い戦った経験は非常に大きかったようです。アルゼンチン人にとって背番号“10”を背負って立つ事の重大さは半端ありません。責任も重大ですが、選手全員の憧れです。日本人選手として今季途中からの加入で、背番号10を任された龍馬選手の今季の活躍は素晴らしいものだと言えます。そして、何よりもその事を本人自身が同大会を通じて自覚出来た事が何よりもの成長なのではないでしょうか?
龍馬選手の大会後のコメントです
「それなりに自分のプレーが出来て良かったです。こぼれ球をFWが落として、ダイレクトでシュートするなど、得点にこそなりませんでしたが、枠には入っていたし、多少なりともチームに貢献できたという実感があります。この大会を通じてチームに一体感が出ましたし、決勝戦がホームのアカデミアスタジアムだったので、盛り上がりも半端なかったです。とにかく熱かったですよ。試合前のロッカールーム内の雰囲気も日本では味わえないものでした。皆で叫ぶというか、雄たけびをあげるような形で、まるで戦いに出る戦士のような気持ちです。この留学期間を振り返って、前よりもプレーが激しくなりましたし、何よりもメンタル面での成長を感じます。一時期迷いが生まれ、スランプもありましたけど、今は自分自身を信じて戦えた事をとてもうれしく思います」
龍馬選手は若干15歳。この選手が数年後どのような姿に変貌しているのか?想像するだけでもぞくぞくします。
2009-12-08

馬選手と同じく、夏の招待試合にラシンの5軍選手として参戦している高橋選手。
6軍同様、見事決勝まで駒を進めています。明日はパラグアイのチームとの対戦です。
同大会ではスタメン出場や途中出場が多い高橋選手ですが、チームへの貢献はできているもようです。得に相手選手から削られる事が多いので、そこからラシンはセットプレーのチャンスを多く得ています。後、本人の反省としては、ここ数試合点を決められていない事。FWの選手としては、やはりそこはこだわってしまいます。本人も「決められるところで決められなかった試合が続いているので、そろそろ決めたいですね。それが、決勝戦となれば尚更です」とコメントを残してくれました。
明日のパラグアイのチームは非常にフィジカルが強いそうで、かなり厳しい試合になる事が予想されます。得に代表を見てもパラグアイのチームはDFが非常に強く、世界トップクラスのオフェンシブな選手を抱えるアルゼンチン代表でもパラグアイ戦で勝利する事は容易な事ではありません。
しかし、そんなパラグアイのチーム相手に得点を決められれば、きっと本人の大きな自信につながるはずです。是非とも明日の試合、気持ちの良い豪快なゴールを期待したいところです。
2009-12-08

現在ラシンは夏の招待大会に参戦しています。
同大会には国内のみならず、海外コロンビア、チリ、パラグアイ、ボリビアなどからも数多くのチームが参加している非常にレベルの高い大会です。
そんな招待大会にラシンの6軍として参戦している龍馬選手ですが、昨日チリのチームを破り、見事決勝進出を決めた模様です。
龍馬選手はトップ下の選手として、スタメン&フル出場を果たし、準々決勝ではアシストを決めるなど、素晴らしい活躍をみせています。
本日は、そんな龍馬選手に自らのパフォーマンスについて客観的な意見を述べてもらいました。
「レベルの高い大会で、色んな国のチームと対戦できるのが良い経験になっています。個人的なプレーでいうと、良い面は相手のボランチの攻撃の組み立てを前線で潰している事。悪いところ、と言うか、監督によく注意されるのが、ボールをもっと要求し、ボールをもっとまわすという事です。チームメイトのFWにどんどん自分で行こうとしてしまう選手がいるので、タイミングが合わせにくいのが難しいところです。もちろん、自分を信用していないという事ではなくて、自分で点を決めたいという気持ちが強いので、まわりが見えていないんだと思います。他のチームメイトからも言われてますから(笑)自分もチームメイトからももっともらい来てほしい!って注文されるので、もっとタイミングよく積極的に動かないとだめですね」
自らは悪い面として話してくれたコメントも私にはポシティブに聞こえます。まず、トップ下を任されているという事。現地アルゼンチンでトップ下はオーケストラでいう指揮者の役割ですから、非常に重要な役を任されているわけです。今回はそこについて、本人と話をしました。また、チームメイトからもボールをもらいに来てほしいというのは、チーム内で信頼を得ている証拠です。
今回の大会では様々な国のチームと対戦します。それぞれ違うサッカーを展開してくる相手にどう?対応するか?本人にとっても非常に良い経験になると思います。今季最後の大会という事もありますし、是非とも明日の決勝戦良い結果で終われる事を祈っています。
2009-12-08

先週までスランプが続き、落ち込み気味であった瓦林選手。しかし、週の後半から気持ちを切り替え、年内残りわずかの練習期間で最大限の努力を続けている様子。しかし、今週に入って除々に調子を取り戻している様子で、先日の練習試合では、仲間からのクロスを正確に落とし、DFを一人抜いてGKをシュートフェイントでかわしてゴールを決めています。
目で見える結果を残せない時、選手は自身に不安を抱いてしまうものです。そういった時の自分自身と向かい、次にどのような行動を取るのか?という一つ一つの選択の積み重ねが、選手の将来を大きく変えてしまいます。育成年代におり、経験値の少ない選手にとってそれは非常に難しい問題で、次の選択をし、実行をしながらも常に“不安”を抱えながら戦っていかなければなりません。
この為、スランプの状態を自らの力で乗り切った瓦林選手の努力は私たちも非常に評価しています。また、必ず壁にぶつかる時が訪れると思いますが、是非その時も自分自身を信じ、自らの成功体験から、よりよい選択を続け、一人前の選手として、大人として成長していってほしいと願っています。
2009-12-01
だいぶ遅れてしまいましたが、ここ最近の近況報告をしたいと思います!
まず、ラシンに所属する圭司選手(5軍)、龍馬選手(6軍)。
見事、所属先のカテゴリーでリーガ優勝を果たしました!!!
圭司選手は年の初めから、ラシンでリーグ戦に出場し、チームに大きく貢献しました。
本人は「来季は4軍で競争がとても厳しくなります。もう既に何人かチームメイトがクビになってますし、シビアですね。自分はそうい友達の分まで頑張り、来年は4軍でスタメンを張れる選手になりたいですね」と来季に向けた意気込みを語ってくれました。
そして、今年8月末から現地入りした龍馬選手は、シーズン途中からのチーム登録であったにも関わらず、公式戦での出場も果たしています。リーグ最後の試合では背番号10を渡され、トップ下として素晴らしいアシストを決めました。アルゼンチンで背番号10を任されるのは、チームからの信頼の証です。そして、それはチームに自らの実力が認められている証拠とも言えるでしょう。
この両選手は今月4日から所属クラブが招待されているトーナメント式の大会に参戦する予定です。日々の練習も既に同大会に標準を合わせて進められているようです。
先週はWorld Eleven Japanの代表が現地を視察し、留学生に皆さんと寮の隣に住むノエミさんと共に市内のレストランにて外食してきました。その後も世界記念に登録されているコルドバのイエスズ会の教会を見に行ったそうです。

左:龍馬選手/右:圭司選手

左奥:瓦林選手/左手前:竜司選手

左手前:ノエミさん/右手前:山本代表

イエスズ会の教会前で…「色黒いですねぇ・・・」
そして、最後に寮の番犬であり、皆のマスコットである「フロッピ」を紹介します☆

2009-11-10
レセルバでサン・ロレンソ戦に挑んだ瓦林選手。
この日も後半からの出場を果たし、結果は残念ながら2-3で敗れてしまった。
しかし、個人的には満足のいくパフォーマンスが見せる事が出来たようだ。
本人に試合の感想を聞いてみた
「残念ながら試合には勝てませんでしたが、守備でも攻撃でもチームに貢献出来たのが嬉しいです。相手がキープしているボールもアグレッシブに奪えたのが良かった。試合終了間際では相手陣内が守備で硬直していた為、自らシュートコースを作らなければならなかったが、積極的に行けた。最後相手のDFがクリヤーしたボールがルーズボールになって、自分の元にきたので、ダイレクトでジャンピングボレーを打ったが外してしまいました。この前、ジュニオール戦で、同じ様なボールをダイレクトに打たず、ワントラップしてしまったでんですけど、プレーがワンテンポ遅れて相手にボールを奪われてしまい、そこからカウンターを受けて失点してまった苦い経験がありました。だから、この試合ではその経験を活かしたプレーが出来たのがうれしかったです」と自己反省も交えながら語ってくれた。
毎試合、毎試合、自らの反省点を自己分析し、「では、何をしなければ良いのか?」と次の答えを求め続ける作業を続けてきた瓦林選手。その自己分析の結果が少しずつ見え始めている。それは、選手としての成長を感じると共に、人としての成長を感じさせる。私達にとっても非常に嬉しい事である。
2009-11-10
龍馬選手と同じく、この日ひとつ上のカテゴリーである5軍で出場した圭司選手。ラス・パルマスを相手に0-0で引き分けている。自身は後半10分間の出場のみであった為、見せ場を作る事は出来なかった。やはり、こちらの試合もラス・パルマスにボール支配率で完全に負けており、ラシンらしい繋ぎのプレーが出来なかった模様だ。
同試合は不完全燃焼に終わったが、本人は落ち着いていた。是非とも次節ホームで大爆発して欲しい!
写真下はラス・パルマスの写真。ピッチ上には観客席から投げ込まれたペットボトルが残っている。

2009-11-10
先日、ラス・パルマス戦に挑んだ龍馬選手。ラシン側はベストメンバーではなかったが、試合は3-0で相手に敗れる結果となった。龍馬選手は前半のみの出場、「相手にボールを支配される中、苦しい試合だった」と振り返る。試合前に電話でラス・パルマスが非常にアグレッシブなプレイヤーが多い事は事前に本人とも話していたが、試合後の感想を聞くとやはりそれは間違いなかったようで、非常にキツイプレスを受けた模様。しかし、その中でもボールキープについてはそれなりに出来た事は、少しずつ自らのフィジカルトレーニングの結果が見え始めてきた証拠だと言える。同試合での課題としては「チャンスに繋がる鋭いパスを出せたが、同時に細かなパスミスも目立った。そこが、今回の反省点だと思う」とコメントを残した。常に攻撃の起点としてプレーしなければならない、トップ下として起用され、言葉や意思の疎通などは味方との連携を強める為にも非常に必要である。そこの部分を少し心配していたが、それについては言葉では分からない部分があるものの、サッカーでは通じ合えている様子である。
また、翌日コーディネーターのラファエル氏からもコメントを貰った。
本人の試合後の落ち込みについて「気にする事の無い事に悩んでしまっていてはダメだ。この試合の敗北は次に活かせばよい。彼は非常に良い選手で、とにかく与えられた環境で自らのベストパフォーマンスをどう引き出すか?に集中するべきである。それは、こちらからもゆっくりと話していこうと思う」と意見を述べた。
選手には必ず浮き沈みがあるが、龍馬選手は今年8月の現地入りから順調に結果を残してきている。是非、自らのプレーに自信を持ち、同試合での反省を次に活かして欲しいものだ。
下記写真は今回アウェーで対戦したラス・パルマスのスタジアム。
同クラブは非常に気持ちの入ったプレーをしてくる事で有名で、州リーグではあるが、いつもラシン等の強豪クラブと優勝争いをする程の実力を持ったチームである。

2009-11-05
先週レセルバカテゴリーでアヴェジャネーダ戦にアウェーで挑んだ瓦林選手が同試合の感想を述べてくれた。
アヴェジャネーダはコルドバ州リーグの中でも貧困層の人たちが多く住む地域に位置し、ハングリー精神が強く、同チームとの試合では非常に荒れるゲームとなる場合が多い。それは、瓦林選手からのコメントからも伺える…
「アヴェジャネーダとの試合は自分たちウニベルシタリオが2-1で勝ちました。自分は後半終了間際に出場したんですけど、非常に荒い試合展開で、厳しい試合でした。DFラインからのロングパスがきて、トップ下とのワンツーでDFの裏でボールを受けて、サイドの選手にボールをはたいた時に相手のDFに思いっきり軸足を蹴られ、肩から落ちました。一瞬宙に舞った感じです。軸足に力が入ってなかったからそうなったんですけど、逆に力が入っていたら、思いっきり怪我をしていた恐れがありますね。日本だったら一発レッドだろうけど、この試合ではイエローだけでした(笑)」
先週まで足首のねんざに悩まされていただけに、本当にケガがなくて何よりである。
そして、自らのパフォーマンスについて瓦林選手は…
「短い出場時間で評価は難しいかもしれないですけど、怪我あけだった事を考えれば、悪くなかったかもしれませんね。しかし、フィジカルの補強を徹底的にしなければならないのは、間違いないですね」と自らの課題について述べてくれた。
この日対戦したアヴェジャネーダのスタジアムには一度私(カルロス)も行っているが、さすがにデジカメを持ち歩いてフラフラする気にはなれなかった。汚れたスタジアムに観客の罵声が飛び交い、ピッチを囲むフェンスが檻に見えたのを覚えている。スタジアムの裏にはスラムがあり、ゴミだらけの広い原っぱにはゴールがぽつんと二つ。そこで、小さな子供たちが未来のマラドーナを夢みてボールを蹴っている姿をみて、自分も「しかし、こういうところから原石が生まれるんだよな…」と思ったものである。
そんな中、瓦林選手はよく戦ったと思う。日本では絶対に出来ないこの様な一つ一つの経験を重ね自らの自信に繋げていって欲しい。
写真下はその時に撮った写真↓



2009-11-05
地元リーグ戦も終盤戦に差し掛かり、現在龍馬選手が所属するラシンの6軍は首位を突き進み優勝まで後わずかのところにきている。そして、そんな中、今日龍馬選手は6軍が主催したアサード(アルゼンチン風BBQ)に参加。美味しい牛肉を食べ、チームのメンバーとのおしゃべりを楽しんだそうだ。
そんな、本人に「どうやってコミュニケーションとっているの?」と質問すると、
龍馬選手は「良くわからない言葉もあるんですが、自分はかたごとのスペイン語とジェスチャーでコミュニケーションをとっています(笑)」「もっとスペイン語は勉強しなければならないけど、ちゃんと通じ合ってますよ」と答えてくれた。
その様子を見る事が出来れば、さぞ愉快なものだろう。
本人も気づいていないであろうが、それこそ立派な異文化コミュニケーションと言える。
今後もどんどん積極的にコミュニケーションを図り、地元選手たちとの絆を深めて欲しいものだ。
そして、そして、圭司選手。圭司選手は5軍に所属しているが、この日は6軍のアサードパーティーに紛れ込み、アサードを堪能した。
圭司選手「アサードは美味しかったですよ☆ただ、6軍のパーティーに出ている自分を見かけた5軍の選手たちが、゛お前、何わりこんでるんだよ”と外からからかわれました(笑)」とコメントしてくれた。
とは言え、別のカテゴリーの選手たちとの交流も非常に大切な事。どんどん積極的に友達作りをしてもらいたい。
写真下はアルゼンチンの代表的料理アサード↓
